バレエの嫉妬がいじめと拒食症に|7年の苦しみを救った「認められる場所」への転換

拒食症

才能があるからこそ
嫉妬の標的になってしまう。

そんな経験はありませんか?

3歳からバレエを習い、
柔軟性も技術も優れていた次女は、
周囲からの激しい嫉妬といじめに遭い、
中学1年から7年間もの間、
拒食症と闘い続けました。

バレエ高校や留学先でも続いた孤独な闘い。

それを終わらせたのは、
意外な場所での「認められる」という経験でした。

習い事や学校でのいじめ、
摂食障害に悩む親御さんへ、
居場所の大切さを伝えたいと思います。

3歳から始めたバレエ。才能への「嫉妬」が始まった

光り輝く才能が、標的に変わる瞬間

次女は長女が習っていたクラシックバレエを
3歳のときに始めました。

活発で運動神経も柔軟性も群を抜いていた次女。
親から見れば誇らしいその才能は、
しかし、
競争社会という名の
凶器に変わっていきました。

中学1年で発覚した拒食症。いじめと病気がつきまとった7年

静かに積み重なった絶望

家では明るいのに、
学校では一言も発さない。

運動会でも発表会でも、
目立てば目立つほど、
どこからか飛んでくる心ない言葉。

悪口も泣き言も言えない
優しい性格の彼女は
その痛みをすべて
自分の内側へと溜め込んでいきました。

そして中学1年の時、
バレエの先生の指摘で発覚した
「拒食症」。

それは、
自分を攻撃してくる周囲から身を守るための、
あるいは、
自分をコントロールしようとするための、
悲しい抵抗だったのかもしれません。

バレエ留学でも消えなかった「敵視」と「痩せ願望」の正体

「いじめ」と「病」の終わらない連鎖

バレエの強豪校、そして憧れの留学。
ステージが上がるほど、
競争は激化します。
そこにあったのは、
切磋琢磨という美しい言葉ではなく、
「ライバルを蹴落とす」という冷酷な視線でした。

どこへ行っても嫉妬され、
いじめられ、
彼女はさらに痩せることで
自分を追い込み続けました。

「バレエが楽しい」という純粋な気持ちは、
いつしか
「やらなければならない」という重圧に
塗りつぶされていました。

拒食症が完治した理由。ダンス専門学校で見つけた「認められる喜び」

救いは、意外な場所にあった

留学を経て、
彼女が進んだのはダンスの専門学校でした。

そこにはバレエ一筋の世界とは違う、
ヒップホップ、ジャズ、
様々な個性を持つ仲間たちがいました。

そこでかけられた言葉。
「バレエ、すごいね。上手だね」

それは、これまでの人生で彼女を苦しめてきた
「嫉妬」ではなく、
心からの「称賛」と「承認」でした。

敵だらけだった世界が、
一瞬にして「仲間」のいる場所に変わったのです。

7年もの間、
彼女を縛り付けていた拒食症という病は、
この「認められる場所」を見つけたことで、
驚くほど静かに終わりを告げました。

いじめられる場所から、個性を認め合う場所へ

子どもたちが「敵」を作らない社会へ

次女を救ったのは、
薬でも治療法でもなく、
「あなたがそこにいていい」という
他者からの承認でした。

今、この瞬間も、
誰かを敵視し、
嫉妬で誰かの才能を潰そうとしている
大人や子どもたちがいます。

でも、本当の才能は、
認め合うことでさらに輝くもの。

誰かを蹴落とすことでしか
自分の価値を感じられない世界から、
優しすぎる子どもたちを連れ出してあげたい。

「いじめられる場所」ではなく、
「あなたがあなたでいられる場所」が、
必ずどこかにある。

それを信じて欲しいのです。

相手を蹴落とすことで自分の価値を守ろうとする。
そんな大人の姿が、
今の競争社会や国会の場にも溢れています。
大人の振る舞いこそが、
子どもたちの世界に影を落としているのです。

タイトルとURLをコピーしました