優しい子ほど、
学校で苦しんでしまうことがあります。
人の気持ちを考えすぎる。
争うことを避ける。
周りに合わせてしまう。
本来なら、その優しさは素晴らしい長所のはずです。
けれど学校という小さな社会の中では、
その優しさが「弱さ」として扱われてしまうことがあります。
私には4人の子どもがいます。
その中で、いじめ、不登校、拒食症など、
さまざまな思春期の苦しさを経験しました。
20年近く子育てをしてきて感じることがあります。
優しい子が弱いのではなく、
優しい子が生きづらい社会があるのではないか。
この記事では、
子どもたちの経験を通してみえてきたことをまとめてみたいと思います。
いじめ
優しい子は争うことを避けるため、
いじめの標的になってしまうことがあります。
実際に長女も小学校からいじめを経験しました。
▶長女のいじめについてはこちら
不登校
学校は、本来子どもが安心して過ごせる場所であるはずです。
けれど、すべての子どもにとってそうとは限りません。
いじめや人間関係のストレス、周りの空気を読みすぎてしまうこと。
さまざまな理由が重なり、
学校に行くことがつらくなってしまう子どももいます。
我が家でも、子どもが学校に行けなくなる経験をしました。
そのとき親として強く感じたのは、
「学校に行くこと」よりも大切なものがあるのではないかということでした。
HSC(繊細な子)
最近、「HSC(Highly Sensitive Child) 」という言葉が知られるようになってきました。
HSCとは、人一倍感受性が強く、
人の気持ちや環境の変化を敏感に感じ取る子どものことです。
周りの空気をよく読み、
相手の気持ちを大切にする。
とても優しい心を持った子どもたちです。
けれど、その繊細さゆえに、
学校生活の中で疲れやすくなってしまうことがあります。
実際に子育てをする中で、
⋆⋆「優しい子ほど傷つきやすい」⋆⋆
と感じる場面を何度も見てきました。
思春期の苦しさ(拒食症)
思春期は、子どもが大人へと成長していく大切な時期です。
その一方で、
自分自身と向き合いながら、
大きく揺れ動く時期でもあります。
人間関係、自己肯定感、将来への不安。
さまざまな悩みを抱えながら、
子どもたちは必死に自分の居場所を探しています。
我が家でも、次女が拒食症を7年間患いました。
親としてできることは多くありません。
ただ、そばで見守りながら、その苦しさと一緒に向き合うしかありませんでした。
親の苦しさ
優しい子を育てる親は、
子どもが苦しむ姿を見ると
「育て方が悪かったのだろうか」
と、自分を責めてしまいます。
親として気づいたこと
子どもたちの思春期を振り返って思うことがあります。
優しい子は、とても傷つきやすい。
でも同時に、とても強い力を持っています。
人の痛みが分かること。
誰かを思いやること。
それは決して弱さではありません。
時間はかかるかもしれません。
けれど優しい子は、必ず自分の場所を見つけていきます。
だから親としてできることは、
その子の優しさを否定せず、
物語を信じてそばにいることなのだと思います。
優しい子の物語は、いつも苦悩から始まります。
でもその物語は、
必ず続いていくのだと私は信じています。





