HSP母が繊細な子ども(HSC)を育てる

HSP母が育てたら

HSC我が子はこんな感じ

4人目の子、次男は他と違うタイプで生活に難しさがありました。

3人の姉兄が年が離れていたので何でも早くできるようになりました。
ただ、衣食住にこだわりが強く、
同じものばかり食べる。
同じ服ばかり着る。
寝具はこれ。

アイスやお菓子をもらっても嫌い。食べない。
ジュースもあめも飲食しないのに、虫歯がたくさん。
ファーストフードも外食も食べられないのでどこへも行けません。
食べれるものが決まっていて、そればかり食べるからアレルギーのような咳がではじめます。

着る服も着心地が嫌だと言って同じもの。
長袖長ズボンは買っても着たことがありません。

甘え?
でも、本当に味の微妙な違いがわがる子でハンバーグも原料次第で食べたり食べれなかったり。

ただ、不思議なのが幼稚園、小学校へ向かう時、玄関を出たとたん、スイッチが入って何でもできる優等生になるのです。
そしで、帰宅したとたん、スイッチオフになり、こだわりに囲まれた生活になります。

HSCという言葉を知ったわけ

小学校6年の時に蕁麻疹がでて、眠るのが怖くなり学校に行けなくなりました。
いつもたくさんの友達が遊びに来て、人が大好きな子ですが一人の子から恐喝されていました。それなのに、「その子の事も大切な友達だから」と、かばい続けました。

また、別の事件が起こりました。友達から脅迫されて送った画像をばらまかれました。

学校に行けなくなってたくさんの友達が心配して声をかけてくれます。たくさん慕われてる我が子はどうしていじめのターゲットになるのか。

そして、一冊の絵本を読んだ時、「同じだ」と思いました。
そんな風にHSCを知りました。

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HSCを考える

HSCとは、Highly Sensitive Childの略で「人一倍敏感な子」と紹介されています。
また、HSP(Highly Sensitive Person)は「非常に繊細なひと」です。

次男はHSC、私はHSPだと知りました。

自分を知るということは生きていく方法を知ることになるんだと思います。
私自身はこれで随分ラクになりました。
「人一倍敏感な次男はスイッチオンの時に頑張りすぎて疲れたんだろうな。」
HSPな母にはその気持ちが痛いほどわかりました。
学校に行けなくなるのも当たり前。
だって、人を喜ばせる為なら自ら自分を犠牲にする生き方だから。

自分を犠牲にする限界をこえました。
「しばらくスイッチオフにしてゆっくり休もう。」

母の心掛けたこと

リラックスできる居場所づくり

もともと次男にとって家は大好きな場所です。
ただ、時折私が「学校、宿題、運動、習い事」というプレッシャーを与えてきました。
プレッシャーが全くないのはいけないことですが、心の病気療養中の間は全くプレッシャーをなくすことで回復が早まると思いました。

ストレスをかわす方法

学校に行かなくても友達から頻繁に連絡がありました。
中には気持ちを逆なでする言葉もあり、次男は頻繁に家で暴れていました。
傷ついて気を晴らそうとやったゲームが上手くいかず、怒りが倍増して、物に八つ当たりする。
これがいつものパターン。
そのあと、大切なものが壊れて、頭が痛くなったり、かゆくなったり困るのは自分。
物は壊れても仕方ないけど、自分へのダメージは何とかする為に心療内科で薬を処方してもらいました。
その後劇的に物も自分もダメージが減りました。

悪い言葉を吐き出す

HSCの子は他人の気持ちを自分の事のように考えます。
「友達が先生にこんな風に怒られた」
と他人事でイライラすることがよくありました。
理不尽なことが許せない。でも、誰かを悪く言えない。
HSP母もその気持ちよーくわかります。

ぺんぺん草
ぺんぺん草

・誰かを悪く言う事もときには必要
・自分が一番大事

それが難しいのがHSP、HSC。
まずは、自分が本を読んでHSPを学び、変わろうとしました。
自分も我慢しながら人と付き合ってきたので我慢が必要な関係を断ち切っていきました。
すると、自分に必要な友達が見えてきました。

「みんな大切」
と言ってきた責任は自分にあります。

HSP母
HSP母

・自分を傷つける相手は嫌い
・嫌な気持ちを言葉にして吐き出す

いつか、次男も
「自分を傷つける人は友達じゃない。」
そう気付くように彼の隠れた思いを代弁し続けてみようと思います。




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